CO-DESIGN 共に、デザインする。

丹羽設計の施設・ビル山上エコ交流館

山上エコ交流館

構造規模:木造2階建
敷地面積:29408.47㎡
延床面積:296.00㎡
設計期間:2013年5月~2014年1月
施工期間:2014年10月~2015年3月

岡山市のごみの最終処分場の跡地を公園として整備し、利用者の休息スペース、環境についての展示スペース、公園管理事務所が入る施設です。

太陽光発電、てんぷら油等の廃油を利用した環境にやさしいBDFボイラーを用いたコージェネレーションシステムを採用して、ZEB(ゼロ・エネルギー・ビルディング)として、外部からのエネルギー供給を不要とし、環境負荷の少ない建物となるよう計画した。

木造の建物なので外部や内部に木材を効果的に見せるように計画し、2階の環境展示ホールは、住宅用の小径木を利用したトラス梁を用いて8.5mスパンを柱なしの広々とした部屋となるように工夫した。

外観は金属外壁と木が調和して先進技術を利用していることが伝わるよう工夫し、内部は木を積極的に用いて、温かみのある雰囲気となるよう工夫した。

公園には地域の高齢者の利用も多いので、住民の方の憩いの場となれば幸いです。